ポンプの点検項目と点検頻度
点 検 項 目 点検頻度  
 吸込み側の圧力 毎日  計器の針が振れている場合には、空気を吸い
 込んでいるか、吸込み配管に詰まりがある。
 吐出し側の圧力 毎日  計器の針が振れている場合には、ポンプ内あ
 るいは吐出配管に詰まりがある。
 電流値 毎日  定格電流値異常の場合や計器の針が振れてい
 る場合には、ポンプ内の片あたり、異物の噛
 み込みがある。
 電圧 毎日  定格電流よりも10%以上が高いと電動機が
 焼損する。
 軸受温度 毎日  手で触れていられる程度の温度であればよい。
 異常な場合の原因には、玉軸受けの損傷、ポ
 ンプ内の片あたり、たわみの軸継手の芯狂い
 などがある。
 振動・騒音 毎日  軸継手外周の段違いは、軸継手の周囲4箇所
 で測定し、0.05mm以内であればよい。
 軸受部 毎日  グランドパッキンから水滴が連続的に滴下す
 る(0.5cm3/s)程度の水が出ていれば
 よい。これ以上水が出ている場合は、パッキ
 ン押えを増し締めする。増し締めしても漏水
 量が減少しない場合にはグランドパッキンを
 取り替える。グランドパッキンを交換しても
 漏れ量が多い場合には、軸スリーブを交換す
 る。
 メカニカルシールの場合には漏水はないか、
 あっても1分間に1滴(3cm/3s)程度以
 下ならよい。これ以上漏れはじめたらメカニ
 カルシールを交換する。
 各部の温度測定 月1回  軸受温度は周囲温度+40℃以下、軸受部は
 60℃以下、電動機は周囲温度+50℃以下
 であればよい。
 電動機の絶縁抵抗 月1回  水中電動機は必ず行う。また、陸上電動機の
 場合は水に濡れた場合には必ず行う。絶縁抵
 抗値がIMΩ以下の場合には、早期の絶縁劣
 化の可能性があるので、そのまま使用しては
 ならない。
 清掃 6ヶ月に1回  ほこりをとるなどの清掃を行う。
 ポンプと電動機の芯狂い 6ヶ月に1回  軸受手の外周の段違いを、振動・騒音の項目
 のようにして測定する。
 基礎 6ヶ月に1回  共通台盤や基礎の排水溝からの排水管の掃除
 をする。基礎ボルトなどのゆるみを点検する。
 増し締めする場合には、軸継手の段差ができ
 ないように注意する。
 分解・点検 3〜5年に1回  Oリング、ガスケット、Vリングなどは交換
 する。
 ケーシング・羽根車・主軸の腐食状態、羽根
 車とライナリングとのすきまおよび軸と軸受
 メタルのすきまの寸法などを点検し、必要に
 応じ、補修・異常部品の取替え・内面の樹脂
 ライニングの塗替えなどを行う。また、外部
 の塗装の塗替えも行う。





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